9番人気のヤングマンパワーがゴール前の接戦を制し重賞初制覇
28日、阪神競馬場でアーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)が行われ、先団の後ろでレースを進めた松岡正海騎手騎乗の9番人気ヤングマンパワー(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線半ばからグイグイと脚を伸ばして、一団となったゴール前の争いからわずかに抜け出し優勝した。勝ちタイムは1分35秒9(良)。
勝ったヤングマンパワーからクビ差の2着は3頭の際どい争いとなったが、5番人気アルマワイオリ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)に軍配が上がった。ハナ差で7番人気マテンロウハピネス(牡3、栗東・昆貢厩舎)が3着、さらにハナ差で1番人気ナヴィオン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が4着となった。なお、2番人気ナリタスターワン(牡3、栗東・高橋亮厩舎)は8着、3番人気ネオルミエール(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は9着に終わった。
勝ったヤングマンパワーは、父スニッツェル、母スナップショット、その父サンデーサイレンスという血統。昨年12月のデビューから3戦目で初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヤングマンパワー(牡3)
騎手:松岡正海
厩舎:美浦・手塚貴久
父:スニッツェル
母:スナップショット
母父:サンデーサイレンス
馬主:星野壽市
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦2勝(重賞1勝)