12日、名古屋競馬場で行われた東海クイーンC(3歳牝、ダート1600m、1着賞金240万円)は、吉村智洋騎手騎乗の5番人気ハツネドオゴ(牝3、兵庫・橋本忠男厩舎)が、中団追走から4角で先頭に立ち、後方から脚を伸ばした圧倒的1番人気(単勝120円)クインオブクインの追撃を1.1/2馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは1分42秒7(稍重)。さらに5馬身差の3着には2番人気コスモプロムナードが入った。
勝ったハツネドオゴは、父ミシエロ、母エイシンベリー(その父Winrightt)という血統。近親には01年フェアリーS(GIII)3着で、JRA・4勝を挙げたタガノチャーリーズ(父Saint Ballado)がいる。同馬は04年7月にデビューし、4戦目で初勝利。これまで13戦全てのレースで掲示板に載っており、安定した走りを見せていた。今回が重賞初勝利で通算成績を14戦4勝とした。