ゴールドシップが早め先頭から押し切り史上初の阪神大賞典3連覇
22日、阪神競馬場で阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)が行われ、序盤は中団に控えて2週目向正面で進出し、直線に入ったところで先頭に立った岩田康誠騎手騎乗の1番人気ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)が、追いすがる7番人気デニムアンドルビー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)を振り切り、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分5秒9(良)。
さらに3馬身差の3着に2番人気ラストインパクト(牡5、栗東・松田博資厩舎)が入った。なお、3番人気ラブリーデイ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は6着に終わった。
勝ったゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、その父メジロマックイーンという血統。前走のAJCCでは思わぬ敗戦を喫したものの、得意のこの条件で2013・14年に続く史上初の3連覇を達成した。また、本馬はこの勝利で5月3日に京都競馬場で行われる天皇賞・春の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ゴールドシップ(牡6)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・須貝尚介
父:ステイゴールド
母:ポイントフラッグ
母父:メジロマックイーン
馬主:合同会社小林英一ホールディングス
生産者:出口牧場
通算成績:24戦12勝(重賞10勝)
主な勝ち鞍:2012年有馬記念(GI)