【ドバイWC】エピファネイアら、ゲート内の駐立練習を消化/日本馬近況

2015年03月27日 18:35

ゲート内の駐立練習を行うエピファネイア(撮影:花岡貴子)

 27日、ドバイミーティングを明日に控え、出走予定の各馬は最終調整を行った。

 ドバイWCに出走を予定しているエピファネイアは軽めのキャンターを1周半ほど消化したあと、ゲート内で駐立の練習へ。角居師は「落ち着いていて万事順調」と笑顔。ただし、新しいダートコースについては「合うと思っていますが、もしかしたら合わないかもしれない」とやはり未知であることを示唆した。

 ホッコータルマエはキャンター1周のあと、ゲートのうしろで周回した。西浦師は晴れ晴れとリラックスした表情で「本当にいい調整ができた」と満足げに話した。「あとはタルマエのレースをするだけ。ファンの皆さんに応援してもらって、いい結果が出せればいいですね」と終始笑顔だった。

 ドバイシーマクラシックに出走予定のハープスターは松田助手を背にダートコースを周回。松田博師は「ムーア騎手に期待しています」と強く信頼を寄せる世界の名手の手綱さばきに期待を寄せていた。

 ワンアンドオンリーはダートコースを1周半キャンターで消化。橋口弘師は「不安は相手がいることぐらい」と愛馬の状態のよさを強調した。また、橋口弘師は2006年のドバイ遠征でユートピアでゴドルフィンマイル、ハーツクライでドバイシーマクラシックと2戦2勝している。「相性のいいドバイですし、期待しています。ダービー馬の意地を見せたいね」と力強く語った。

 最後にUAEダービーに出走予定の各馬の様子をお伝えする。
ゴールデンバローズはキャンター1周のあと装鞍所とパドックのスクーリング、ゲート練習をこなした。タップザットはエピファネイアとほぼ同じ行程でキャンターとゲート内の駐立練習を消化。ディアドムスは三浦皇成騎手を背に芝コースをキャンターで駆け抜けた。

 日本から出走を予定する各馬はそれぞれの調整を終え、午前7時(日本時間正午)すぎに全馬コースをあとにした。

 ドバイ国際競走は明日28日、午後4時(日本時間午後9時)発走のカハイラクラシック(アラブGI)からスタート。午後9時(日本時間翌午前2時)発走のドバイワールドカップ(GI)まで9レースが行われる。

(取材・文:花岡貴子)

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