今後は芝のレースを中心に使われるというエピファネイア(撮影:高橋正和)
現地時間28日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイワールドCに出走したホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦勝一厩舎)が5着、エピファネイア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が9着に終わりました。各陣営のコメントは以下の通りです。
■ホッコータルマエに騎乗した幸騎手
「ベストは2番手かと思っていたんですけど、あの枠なのでハナに行きました。手応えよく行ってましたが、一緒に走っていた車を怖がっていました。スタートのときに近くにあったスピーカーの実況の音にも驚いていました。走りは悪くなかったし、去年のタペタよりこなしていました。4コーナーからも車とスピーカーの音を気にして、外に張ってしまって、それがもったいなかった。環境に慣れたらもっとやれるんじゃないかと思います。4コーナーまでは、もしかしてという感じはありましたし、頑張ってくれたと思います」
■ホッコータルマエを管理する西浦調教師
「ダートに替って、日本の馬でもやれるという手応えはつかめました。向正面でもリラックスして走れてるし、2番手の馬にからまれてペースが速くなった分、苦しくなったかな。タルマエでなくても、また何度でも挑戦したいです」
■エピファネイアを管理する角居調教師
「ダートを使ってだめなほうに出てしまった。今後は芝を中心に使っていきます」
■エピファネイアに騎乗したC.スミヨン騎手
「押しても進んでいかなかったので、ダートが合わなかった。キックバックがすごくて体力を消耗していました」
(取材:斎藤 修)