力強く押し切った。福島10R・ひめさゆり賞(芝2000m)は
ゴスホークケン産駒の3番人気
マルターズアポジー(美浦・堀井)が、2分2秒3のタイムで快勝。クラス2戦目できっちりと変わり身を見せた。好発から平均ペースの逃げを展開。手応え十分に直線へ向くと、稍重の馬場を力強いフォームでとらえて粘り腰を発揮し、後続をシャットアウトした。1馬身差の2着は1番人気の
トーセンカナロア、さらに1馬身半差の3着には6番人気の
ルグランパントルが入った。
「調教で乗った時とは雰囲気が違って、ムキになっていました」と吉田隼は汗をぬぐいながら振り返る。2勝はともに2000mだが「気性的にはもう少し短い距離がいいかも」と適性について語っていた。