(1)
コンテッサトゥーレ=大一番での巻き返しを狙う。栗東坂路でラスト1F15秒2をマークした姿を見届けた安田師は「状態としては変わりありません。あとはルメールさんに任せるだけですね」と勢いのある鞍上に期待する。「早く馬場が乾いてほしいのですが」と良馬場を希望した。
(2)
ムーンエクスプレス=土曜朝は栗東坂路で4F64秒6。活気は十分で、中淵厩務員は「いつも通りの調整。先週、先々週と追い切りの動きも良かったし、使った効果はある」と好感触だ。1枠(2)番にも「内のいい枠が当たったし、馬場が乾いてくれたら言うことはない」と力強かった。
(3)
ノットフォーマル=阪神競馬場で引き運動を行い、その後は装鞍所からパドックをスクーリング。落ち着いた様子で“予行演習”を完了し、順調さをアピールした。黛助手は「前回は体の張りが物足りなかったけど、今回はすごくいいね」とフラワーC12着からの反撃を思い描いた。
(4)
トーセンラーク=降りしきる雨のなか、阪神競馬場のダートをキャンターで1周。その後は装鞍所からパドックのスクーリングを行った。猪又助手は「到着後も食欲があっていい雰囲気です。競馬センスのある馬。ここ2戦は不利があったが、今回は完全燃焼してほしい」と語った。
(5)
ペルフィカ=栗東の角馬場での調整で心身の
バランスを整えた。「順調そのものですよ。馬込みは大丈夫だし、掛からない馬。出てすぐにいいところを取りたい」とレースをイメージした岡田師。「どれだけ馬場が回復してくれるか。それが鍵になるね」と曇天を見つめた。
(6)
レッツゴードンキ=栗東坂路で4F75秒7とウッドチップの感触を確かめるかのように、じっくりと登坂して決戦に備えた。「変に
テンションは上がっていないし、ここまでは予定通り」と梅田師は納得の表情。「前を見ながら中団でレースができれば」とVへの作戦を練っていた。