27日、01年アルゼンチン共和国杯(GII)を制したトウカイオーザ(牡8、栗東・松元省一厩舎)が、31日付で競走馬登録を抹消。現役を引退することになった。今後は、鹿児島大学で乗馬となる予定。
トウカイオーザは父サンデーサイレンス、母トウカイナチュラル(その父ナイスダンサー)という血統。半兄には91年日本ダービー(GI)などGI・4勝を挙げたトウカイテイオー(父シンボリルドルフ)がいる。00年4月にデビュー。初戦を勝利で飾り、初重賞挑戦となった神戸新聞杯(GII)では4着と好走している。4歳秋のアルゼンチン共和国杯(GII・芝2500m)で初重賞制覇、その後大阪ハンブルクC(OP・芝2500m)を連覇するなど芝2500mに抜群の適性を示していた。04、05年は勝ち鞍に恵まれず、13着に敗れた今月14日の小倉記念(GIII)が最後のレースとなった。通算成績34戦8勝(重賞1勝)。