ダンツフレームが死亡

2005年08月30日 16:13

 30日、02年宝塚記念(GI)を制したダンツフレーム(牡7、父ブライアンズタイム)が、28日に繋養先の地方競馬教養センターで肺炎のため死亡していたことがわかった。

 ダンツフレームは、父ブライアンズタイム、母は4歳牝馬特別・西(GII)3着のインターピレネー(その父サンキリコ)という血統。00年に栗東・山内研二厩舎からデビューし、2戦目で初勝利を挙げている。初重賞制覇となった01年アーリントンC(GIII)後、クラシック戦線ヘ進み皐月賞、日本ダービー(共にGI)は2着と好走を見せていた。古馬になってからは、02年安田記念(GI)を2着とした後、宝塚記念(GI)でGI初制覇を成し遂げている。03年宝塚記念7着後、右前浅屈腱炎を発症し、同年9月に現役を引退。静内・ヤマダステーブルでの種牡馬入りが決定していたが、現役復帰を決め荒尾・宇都宮徳一厩舎へ移籍。荒尾競馬で1走(2着)した後に、浦和・岡田一男厩舎へ再び移籍。浦和移籍後は、浦和記念(交流GII-9着)、東京大賞典(交流GI-14着)、川崎記念(交流GI-11着)に出走したが成績は振るわず、地方4戦0勝で現役を引退。6月から地方競馬教養センターで乗用馬として繋養されていた。通算成績26戦6勝(JRA22戦6勝、重賞3勝)。

 なお地方競馬教養センターでは、敷地内に墓標を立てて同馬の功績を称える。

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