7歳馬サクラゴスペルが混戦を制し重賞3勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
16日、東京競馬場で京王杯スプリングC(4歳上・GII・芝1400m)が行われ、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の5番人気サクラゴスペル(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で脚を伸ばして先行各馬を捕らえ、さらに後方から追い込んできた2番人気ヴァンセンヌ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)をアタマ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分21秒6(良)。
2着ヴァンセンヌから1/2馬身差の3着には、7番人気オメガヴェンデッタ(セ4、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、3番人気サトノルパン(牡4、栗東・村山明厩舎)は6着、1番人気ダイワマッジョーレ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)は10着に終わった。
勝ったサクラゴスペルは、父サクラプレジデント、母サクラブルース、その父Cure the Bluesという血統。2走前のオーシャンSに続く重賞3勝目となった。また、本馬はこの勝利で6月7日に行われる安田記念の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆サクラゴスペル(牡7)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・尾関知人
父:サクラプレジデント
母:サクラブルース
母父:Cure the Blues
馬主:さくらコマース
生産者:山田牧場
通算成績:29戦9勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2015年オーシャンS(GIII)