10日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1500m)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の2番人気マイネジャーダ(牝2、美浦・阿部新生厩舎)がスタート直後から先頭に立つと、直線で後方から追い込んだ10番人気キシュウティアラに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分30秒8(良)。
勝ったマイネジャーダは、父ジェイドロバリー、母テクラヤティ(その父Lyphard)という血統の持ち込み馬で、03年セレクションセールにおいて700万円で取引されていた。近親には03年新潟2歳S(GIII)勝ち馬のダイワバンディット(父ボストンハーバー)、95年ニュージーランドT4歳S(GII)勝ち馬のシェイクハンド(父Mr. Prospector)がいる。デビュー戦、2戦目(共に福島・芝1200m)と2着に惜敗しており、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。ジェイドロバリー産駒は、JRA現2歳世代初勝利となった。