2日、門別競馬場で第43回北海優駿(3歳・ダ2000m・1着賞金500万円)が行われ、先手を取った石川倭騎手騎乗の5番人気フジノサムライ(牡3、北海道・米川昇厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、直線で最内を突いた4番人気タイムビヨンド(牝3、北海道・堂山芳則厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒9(良)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気ジュエルクイーン(牝3、北海道・田中正二厩舎)が入った。なお、2番人気アルランピード(牡3、北海道・松本隆宏厩舎)は5着に終わった。また、単勝1.1倍と圧倒的支持を集めていた1番人気オヤコダカ(牡3、北海道・原孝明厩舎)はスタート直後に落馬、競走を中止した。

　勝ったフジノサムライは、父スクリーンヒーロー、母カシノヴィガ、その父デヒアという血統。初めての重賞制覇をこの大舞台で果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆フジノサムライ(牡3)
騎手：石川倭
厩舎：北海道・米川昇
父：スクリーンヒーロー
母：カシノヴィガ
母父：デヒア
馬主：藤沢和徳
生産者：柏木一則
通算成績：12戦4勝(重賞1勝)