4日、園田競馬場で第16回兵庫ダービー(3歳・ダ1870m・1着賞金600万円)が行われ、スタートで若干遅れ中団からの競馬となった木村健騎手騎乗の1番人気インディウム(牡3、兵庫・田中範雄厩舎)が、3〜4コーナーで一気に先頭に立って、直線で後続を突き放し、2着の2番人気コパノジョージ(牡3、兵庫・橋本忠明厩舎)に7馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒9(稍重)。
さらに1馬身差の3着に6番人気ナニスンネン(牡3、兵庫・田中範雄厩舎)が入った。なお、3番人気バニスター(牡3、兵庫・尾林幸二厩舎)は5着に終わった。
勝ったインディウムは、父パイロ、母セブンバイセブン、その父フォーティナイナーという血統。前走の兵庫チャンピオンシップではJRA勢に離された上に、地元のコパノジョージにも先着を許したが、ここでその雪辱を果たし、菊水賞との2冠を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆インディウム(牡3)
騎手:木村健
厩舎:兵庫・田中範雄
父:パイロ
母:セブンバイセブン
母父:フォーティナイナー
馬主:窪田康志
生産者:パカパカファーム
通算成績:9戦8勝(重賞3勝)