5日、名古屋競馬場で第45回愛知県知事賞　東海ダービー(3歳・ダ1900m・1着賞金500万円)が行われ、中団でレースを進め、2周目4コーナーで前に並びかけた今井貴大騎手騎乗の3番人気バズーカ(牡3、愛知・川西毅厩舎)が、直線で抜け出し、好位追走から脚を伸ばした6番人気ツリーハウス(牝3、笠松・川嶋弘吉厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒3(重)。

　さらにクビ差の3着に2番人気ミトノレオ(牝3、愛知・川西毅厩舎)が入った。なお、1番人気ハナノパレード(牝3、愛知・迫田清美厩舎)は、先手を取ってレースを引っ張ったものの、2周目3コーナーで失速し12着に終わった。

　勝ったバズーカは、父スニッツェル、母ギュイエンヌ、その父タニノギムレットという血統。出走馬中唯一の牡馬で、今回が兵庫からの移籍初戦だったが、見事ダービー制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆バズーカ(牡3)
騎手：今井貴大
厩舎：愛知・川西毅
父：スニッツェル
母：ギュイエンヌ
母父：タニノギムレット
馬主：杉山忠国
生産者：明治牧場
通算成績：11戦4勝(JRA2戦0勝・重賞1勝)