「2歳新馬」(阪神5R・芝1400m)
 マイペースで快勝。8番人気の
クリノシャンボール(牡、父ネオユニヴァース、栗東・川村)が1分25秒0のタイムで悠々と逃げ切った。好スタートを決めて主導権を奪うと、直線を向いても楽な手応え。ラストの坂で勝利を決定づける危なげのない内容だった。新種牡馬
ヴィクトワールピサの産駒で1番人気に支持された
クラウンドジャックは2着。道中は中団を追走し、最後は内ラチ沿いから脚を伸ばしたが1馬身1/4差でのゴール。さらに半馬身差の3着には好位から運んだ7番人気
ヴェゼールが入った。
 前半3F通過が37秒2とマイペースで運べたとはいえ、危なげのないV内容。和田は「仕上がりが良く、自信はあった。今後は長いところに行きたいね。順調に行ってほしい」と賛辞を並べる。先週阪神で新馬勝ちした僚馬
コウエイテンマとともに、中京2歳S(7月25日・中京、芝1600m)へ向かう予定だ。