国内で再びその強さを見せたいゴールデンバローズ(写真は2015年UAEダービー3着時、撮影:高橋正和)
今年のユニコーンSは、UAEダービーで3着に入ったゴールデンバローズに注目が集まるだろう。国内の同世代ダート路線では抜けた存在で、ここでどのようなレース内容を見せるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/21(日) ユニコーンS(3歳・GIII・東京ダ1600m)
ゴールデンバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は3月のUAEダービーで3着と健闘。国内のダートでは負けなしで、レース内容からも一枚抜けた存在。得意の東京マイルで初重賞制覇の可能性が濃厚だ。
ブチコ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)は芝で勝ち切れなかったが、ダートに矛先を変えると2連勝。前走の伏竜Sはパワーが要求される中山コースで結果を出すことができなかったが、馬場質の軽い東京なら違うだろう。抽選対象だが、出られれば巻き返しが期待される場面。
その他、徐々に力を付けて好メンバーの前走青竜Sを勝ったノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)、全日本2歳優駿2着のタップザット(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)、スピードあるアキトクレッセント(牡3、栗東・清水久詞厩舎)、堅実に走るアルタイル(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)、ダートではまだ底を見せていないラインルーフ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)辺りも上位争いの圏内。発走は15時45分。