現地時間11日、米・ベルモント競馬場で行われたラフィアンH(3歳上牝、米G1・ダート8.5f)はJ.ベイリー騎手騎乗の1番人気ステラージェイン Stellar Jayne(牝4、英・S.ビン・スルール厩舎)が、スタートから先頭に立つと、中団から追い上げた3番人気ソサエティセレクション Society Selectionに1.1/2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒87(良)。さらに4馬身差離れた3着には、4番人気ハロリーレイ Halory Leighが入った。
勝ったステラージェインは、父ワイルドラッシュ、母To the Hunt(その父Relaunch)という血統の米国産馬。半姉に03年サンタマリアH、サンタ・マルガリータ招待H(共にG1)を制したスターラー Starrer(父Dynaformer)がいる。昨年のマザーグースS(米G1)を最低人気で優勝しG1初制覇を達成。その後ガゼルH(米G1)でG1・2勝目を挙げると、BCディスタフ(米G1)でも3着に好走。脚部不安による8ヶ月の休養明けで臨んだ前走は、久々ながら見事に快勝していた。G1は3勝目。通算成績20戦8勝(重賞4勝)。