武豊騎手騎乗のポルトフォイユが、一旦先頭に立ったレッドヴェルサスを交わし、最後は5馬身差をつけ優勝した
28日、阪神競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・9頭)が行われ、大逃げを打った馬から離れた2番手グループでレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気ポルトフォイユ(牡2、栗東・高野友和厩舎)が、直線で内を突いて一旦先頭に立った2番人気レッドヴェルサス(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)を交わして突き放し、最後はこれに5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。
さらに4馬身差の3着に4番人気ディト(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が入った。なお、大逃げを打った3番人気ウインクレド(牡2、栗東・西園正都厩舎)はディトから3馬身差の4着に終わった。
勝ったポルトフォイユは、父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その父クロフネという血統。祖母は1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴで、近親にはGI・重賞勝ち馬が多数。全兄ポルトドートウィユは今年の京都新聞杯で2着に入り日本ダービーにも出走した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ポルトフォイユ(牡2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・高野友和
父:ディープインパクト
母:ポルトフィーノ
母父:クロフネ
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム