今年は2歳馬の入厩頭数が多いので、それに比例して、ゲート試験の合格頭数も多い。先週も例年の同時期に比べると多くなっており、その中に良血馬が多く含まれているというのも今年の特徴。6月24日に合格した、フィリーズレビューなど、重賞4勝のワンカラットの初仔になる、ワントゥワン(栗東・藤岡健一厩舎)などはPOGでも注目されている血統。

　イリデッセンス(栗東・佐々木晶三厩舎)は京都大賞典など重賞3勝のラストインパクトの半妹。こちらはダイワメジャー産駒だが、肢長なところは兄に似ている。6月17日に栗東へ入厩したばかりだったが、練習がスムーズだったため、6月25日に試験を受けてみたところ、見事に合格。ただ「まだまだ緩いところがあるので、一旦放牧に出します」と佐々木晶三調教師。これからの調整次第だが、夏の小倉開催あたりでデビューすることが視野に入っているようだ。

　なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬(再審査除く)は以下の通り。(取材・写真：井内利彰)

6月24日
アッパレドンキ
アドマイヤリード
エアワイバーン
カシノグラン
クリノシノン
クロスアンジュ
ゴールデンリバー
シルバーメール
スターストリーム
トロントロン
ナーウル
ブラックスピネル
ベストティアラ
ミッキーシャンティ
レッドウィズダム
ロードランウェイ
ワントゥワン

6月25日
アーリードライヴ
アグネスヒーロー
アグネスフェアリー
アグネスルコリエ
イリデッセンス
ウインヴォルケーノ
カジノスマイル
ケイティブレイブ
コウザンハピネス
シゲルクロカジキ
シゲルシーラカンス
ジョウショー
タイセイパルサー
ツヴィンガー
ノーブルスノー
バデル
ヒナワジュウ
ペイザージュ
ベイビーズブレス
ラトナプラ

6月26日
アルマスハート
アルーリングハート
ウインテンダネス
カシノトンボ
コパノアラジン
シゲルクロマグロ
トウケイドライヴ
ピエナダンディー
フォルトゥーナ
ブリオ
ラヴアンドポップ
レッドラウダ
ワンソックワンダー
母ソフトワルツ
母パープルパンチ
母メイショウルピナス