パートン騎手を背に中京記念の1週前追い切りを行ったトーセンレーヴ(撮影:井内利彰)
6月20日にノーザンファームしがらき(滋賀県)から栗東へ帰厩して、出走予定の中京記念に向けた調整を続けているトーセンレーヴ(栗東・池江泰寿厩舎)。今朝16日はその1週前追い切りを、朝一番のCWでZ.パートン騎手を背に行っている。
オリハルコンが先行して、それを4馬身ほど後方から追走する形。前半ペースが遅いのは最近の厩舎のトレンドなので、特に問題なし。流れが遅くても行きたがるようなところはなかった。その分なのだろう、最後の直線ではたまった脚が一気に爆発。内から相手をあっさりと追い抜いた。突き放すというところまでいかなかったのは、相手にも脚が残っていたからだろう。時計は6F86.6〜5F69.4〜4F53.4〜3F39.0〜1F11.9秒で、全体の数字は地味だが、終いの反応は素晴らしかった。(取材・写真:井内利彰)