25日、中山競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、中舘英二騎手騎乗の2番人気プレシャスドロップ(牝2、美浦・平井雄二厩舎)が、中団追走から徐々に進出し直線で8番人気ハタノスティングとの叩き合いを1/2馬身制して優勝した。勝ちタイムは1分11秒9(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には1番人気シルクポラリスが入った。
勝ったプレシャスドロップは、父フレンチデピュティ、母ザラストドロップ(その父ヤマニンスキー)という血統。牝系には05年スパーキングレディーC(交流GIII)など重賞・3勝のトーセンジョウオー(牝4、美浦・国枝栄厩舎、父ティンバーカントリー)、02年桜花賞(GI)2着のブルーリッジリバー(父フジキセキ)がいる。JRA現2歳世代のフレンチデピュティ産駒は、9頭目の勝ち上がりとなった。