帝王賞を目指すメイショウハリオ(写真奥、撮影:井内利彰)
7月2日(水)に大井競馬場、ダート2000mで行われる帝王賞。2022年、2023年とこのレースを連覇メイショウハリオ(栗東・岡田稲男厩舎)が今年も出走予定。今朝19日はレースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWで浜中俊騎手が騎乗。先週に引き続き、メイショウソウタ(4歳・3勝クラス)との併せ馬。先週と同じように2馬身ほど追走して進んでいくが、先週よりも前半は少し速いラップ。しかし、追走している雰囲気は非常に良くて、前に追いつくまでの動作が速い印象を受けた。
4コーナーでのラップがさほど速くなかったこともあり、最後の直線に向いて楽に追いついていった。相手も手応えには余裕があったが、ラスト1F標識を過ぎたところで半馬身ほど前に出て、最後は1馬身ちょっと先着のゴール。いかにも好調時の動きという感じがした。
時計は6F82.6〜5F67.0〜4F52.4〜3F37.5〜2F23.2〜1F11.3秒。数字としては決して目立つほどではないのだが、併せ馬ではいつも見劣り気味になるので、そこが見映えしたという意味では本当に評価できる。昨年同レースで9着だった時は併せ馬でも遅れていたので、そこは大きく違うと強調しておきたい。
(取材・文:井内利彰)