オリービンは久々のマイル戦となった米子Sで2着。「いつもと違い、ハナに立つ形になった前走でも2着。やはり直線に坂のある阪神は合うね」と橋口弘師。栗東坂路の1週前追い切りでは4F50秒6(強め)の一番時計をたたき出し、ラスト1Fも12秒3。
レッドアリオンに4馬身先着を決め、迫力十分の動きで出来は文句なしだ。「昨年のこのレースは5着だったが、中京も合うタイプ。今は出来がいいし引き続き楽しみ」。待望の重賞初制覇はもう目の前だ。
5か月ぶりの実戦となる
トーセンレーヴだが、帰厩後は順調に追い切りを消化。栗東CWの1週前追いでは、素軽い動きで5F68秒6-11秒5(馬なり)をマーク。坂路とコース併用で乗り込まれ馬体に太め感はない。「1週前追い切りの動きは良かった。騎乗したパートンも“グッド”と言っていたからね。休み明けになるが、馬体にも厚みが出て今はすごくいい状態。来週のひと追いで万全の態勢に持っていけると思う」と池江師。近走は休み休みで結果が出ていないが、まだまだ実力は衰えていない。