28日、園田競馬場で行われた園田プリンセスC(2歳牝、ダート1400m)は、板野央騎手の3番人気ティーサー(牝2、兵庫・野田忍厩舎)が、4番人気ゴールドハートランに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分30秒4(重)。さらにアタマ差の3着には1番人気レッドクレオパトラが入った。
勝ったティーサーは、父タイキブリザード、母キョウエイカナ(その父ヘクタープロテクター)という血統。叔父に00年京都新聞杯(GIII)2着のマルカミラー、従兄弟には今月10日に阪神競馬場で行われた朝日チャレンジC(GIII)を制したワンモアチャッター(牡5、栗東・友道康夫厩舎)がいる。05年6月に迎えたデビュー戦(園田・ダート820m)は2着に敗れるも、続く2戦目(園田・ダート820m)で初勝利を挙げている。前走セカンドトライ(園田・ダート1400m)は勝ったタイキサンディ(牡2、兵庫・大石省三厩舎)に3/4馬身及ばず2着に敗れていた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を4戦2勝とした。