1日、中山競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1600m)は、小林淳一騎手騎乗の2番人気アサヒライジング(牝2、美浦・加藤修甫厩舎)が、果敢に先行し直線で圧倒的1番人気(単勝170円)に推されたショウナンアルスに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。同馬は、父ロイヤルタッチ、母アサヒマーキュリー(その父ミナガワマンナ)という血統。伯父には、93年アルゼンチン共和国杯(GII)3着のアサヒジュピター(父ミナガワマンナ)がいる。デビュー戦(中山・芝1600m)はノンコ(牝2、美浦・勢司和浩厩舎)の3着に敗れており、2戦目での初勝利となった。通算成績2戦1勝。ロイヤルタッチ産駒はJRA現2歳世代では初の勝ち上がり。
中山1R・2歳未勝利(芝1200m)は、木幡初広騎手騎乗の6番人気ロードスウェアー(牡2、美浦・土田稔厩舎)が、中団追走から直線で3番人気クリノハッピーデイを1/2馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分09秒8(良)。同馬は、父オース、母アプレシェ(その父カコイーシーズ)という血統で、04年サマーセールにて300万円で取り引きされていた。牝系には、76年朝日杯3歳Sを大差で制し、当時「スーパーカー」と呼ばれたマルゼンスキー(父Nijinsky)がいる。8月に迎えたデビュー戦(新潟・芝1200m)は3着、2戦目(中山・芝1600m)は9着に敗れており、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。