南郷家全騎手騎乗のヴェリイブライトが前を行くランドオウジを直線で捕らえ、6馬身差をつけて優勝(写真提供:岩手県競馬組合)
1日、盛岡競馬場で第38回すずらん賞(3歳上・ダ1600m・1着賞金150万円)が行われ、3番手でレースを進め、3コーナー手前で失速した逃げ馬を交わして2番手に上がった南郷家全騎手騎乗の3番人気ヴェリイブライト(牡5、岩手・菅原勲厩舎)が、道中2番手追走から先頭に立っていた1番人気ランドオウジ(牡9、岩手・千葉幸喜厩舎)を直線で捕らえて突き放し、これに6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒2(良)。
さらに7馬身差の3着に2番人気アフリカンハンター(牡7、岩手・城地俊光厩舎)が入った。
勝ったヴェリイブライトは、父メジロベイリー、母サクセスウイッチ、その父ブライアンズタイムという血統。船橋からの再移籍初戦を制すとともに、初めての重賞制覇を果たした。また、鞍上の南郷家全騎手は、この勝利で地方競馬通算700勝を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴェリイブライト(牡5)
騎手:南郷家全
厩舎:岩手・菅原勲
父:メジロベイリー
母:サクセスウイッチ
母父:ブライアンズタイム
馬主:大久保和夫
生産者:浜本牧場
通算成績:34戦4勝(重賞1勝)