鋭い決め手を発揮したペルソナリテ(右)=新潟競馬場
ステイゴールド産駒の根性娘がデビュー2連勝を決めた。新潟9R・ダリア賞(芝1400m)を制したのは2番人気の
ペルソナリテ(美浦・相沢)。中団馬群で我慢を利かせて、新馬Vと同様に直線勝負の形。馬群をこじ開けるようにして進路を確保すると、400キロという小柄さを感じさせない豪快な伸び脚を発揮。大外一気に追い込んだ8番人気
クナウを頭差で抑えてゴールした。勝ちタイムは1分23秒0。さらに半馬身差の3着は4番人気の
マテラアリオン。1番人気の
ファドは直線で差を詰めたが4着に終わった。
「すごい瞬発力がある。体は小さいけどフットワークが大きい」と初騎乗の柴田大は目を丸くする。「バネがあって
ウメノファイバーに似ている」と語ったのは相沢師。管理した99年オークス馬を引き合いに出しながら、今後への期待を膨らませていた。