1着のナルカミ(左)に大きく引き離された2着のナチュラルライズ(カメラ・中島 傑)
◆第27回ジャパンダートクラシック・Jpn1(10月8日、大井競馬場・ダート2000メートル、良)
3歳ダート3冠の最終戦は16頭(JRA7、南関東8、北海道1)で争われ、横山武史騎手が騎乗し、1番人気でJRAの
ナチュラルライズ(牡、美浦・伊藤圭三厩舎、父
キズナ)は2着だった。五分のスタートから中団外めにつけたが、1角からかかり気味に進出。なだめて向こう正面からスムーズに追走し、3角から逃げる
ナルカミを捕らえに動いたが、なかなか差は詰まらないまま。3馬身差をつけられ3冠達成はならなかった。3歳ダート3冠は体系整備によって昨年創設。
ナチュラルライズは1冠目の羽田盃、2冠目の東京ダービーをともに1番人気で制しており、初の3歳ダート3冠制覇がかかっていた。
勝ったのは3番人気でJRAの
ナルカミ(牡、美浦・田中博康厩舎、父
サンダースノー)。勝ちタイムは2分3秒7。3着は2番人気でJRAの
ルクソールカフェ(佐々木大輔騎手)が入った。
横山武史騎手(
ナチュラルライズ=2着)「いつもに比べて折り合いはついていたし、よく頑張ってくれました。今日は勝った馬が強すぎました。まだ成長途上だし、温かく見守っていただけたら」