2着のナチュラルライズ(右)を大きく引き離した1着のナルカミ(カメラ・中島 傑)
◆第27回ジャパンダートクラシック・Jpn1(10月8日、大井競馬場・ダート2000メートル、良)
3歳ダート3冠の最終戦は16頭(JRA7、南関東8、北海道1)で争われ、3番人気でJRAの
ナルカミ(牡、栗東・田中博康厩舎、父
サンダースノー)が制した。好スタートからハナを奪い、最後まで脚いろは衰えないまま逃げ切った。勝ちタイムは2分3秒7。
4月の1勝クラスを勝ち、6月に2勝クラスのいわき特別、9月に不来方賞も制して重賞初勝利。今回で4連勝となり、ラスト1冠を手にした。
サンダースノー産駒は初のG1級制覇。
戸崎圭太騎手は10年
マグニフィカ、16年
キョウエイギアに続く3勝目。
2着は1番人気でJRAの
ナチュラルライズ(横山武史騎手)、3着は2番人気でJRAの
ルクソールカフェ(佐々木大輔騎手)が入った。
戸崎圭太騎手(
ナルカミ=1着)「スタートを出たらおのずと行けるかなと思っていたので、その作戦をとりました。まだ、もまれた競馬していなかったので、砂をかぶったりは極力避けたいなと思っていました。前走より馬がよくなってきていまして、
リラックスしていい感じで走ってくれました。(
ナチュラルライズが追ってきましたが)抜群の手応えという感じで直線を迎えられたので、これは押し切れるんじゃないかと思っていました。(自身は大井の重賞は5年ぶり勝利)ここでインタビューも初めてだったのでちょっとあたふたしちゃいましたけど、これで次は慣れてこられるんじゃないかと思います。去年は同じ厩舎でもあったんですけど2着(
ミッキーファイト)に敗れてしまって、今年勝つことができて良かったと思いますし、この3歳のダート界盛り上がるのかなという感じで騎乗させていただいています。(ファンへ)応援ありがとうございます。今日のレースすごく僕も楽しみにしていて、しっかり馬も期待に応えてくれて、本当に強い内容だったので今後の走りにも期待したいと思いますし、さらに応援して欲しいなと思っています」