オペラ賞、伏兵キンネードがG1奪取

2005年10月03日 15:39

 現地時間2日、仏・ロンシャン競馬場で行われたオペラ賞(3歳上牝、仏G1・芝2000m)は、K.ダーレイ騎手騎乗の8番人気キンネード Kinnaird(牝4、英・P.ハスラム厩舎)が、2番手追走から、逃げた5番人気モナリザ Mona Lisaとの叩き合いを1/2馬身制して優勝した。勝ちタイムは2分04秒60(稍重)。昨年の覇者で圧倒的1番人気(単勝1.6倍)に支持されていたアレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrunは、追い込み届かず、さらに3/4馬身差の3着に敗れた。

 勝ったキンネードは、父ドクターデヴィアス、母Ribot's Guest(その父Be My Guest)という血統の愛国産馬。03年デビュー。2歳時にはメイヒルS(英G2)など5勝(6戦)を挙げ順調に勝ち星を重ねたが、3歳以降は重賞戦線で3連続2着など勝ちきれない競馬が続いていた。約2年1ヶ月ぶりの勝利がG1初制覇となった。通算成績15戦6勝(重賞2勝)。

 ドクターデヴィアス産駒は今年9月17日の愛セントレジャー(愛G1)を制したコリアーヒル Collier Hill(セン7、英・G.スゥインバンク厩舎)に続き、G1・2勝目となった。

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