兄に続いた弟エイボンブリッジ、G1初制覇

2005年10月03日 18:18

 現地時間2日、仏・ロンシャン競馬場で行われたアベイユドロンシャン賞(2歳上牡・牝、仏G1・芝1000m)は、S.ドローン騎手騎乗の4番人気エイボンブリッジ Avonbridge(牡5、英・R.チャールトン厩舎)が、先に抜け出した9番人気ストライキングアンビション Striking Ambitionをゴール前で短首差交わし優勝した。勝ちタイムは56秒90(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には11番人気ファイアアップザバンド Fire Up The Bandが入り、1番人気のチニュー Chineurはさらに短首差及ばず4着に敗れた。

 勝ったエイボンブリッジは父Averti、母Alessia(その父Caerleon)という血統の英国産馬で、半兄に03年のこのレースを制しているパタヴェリアン Patavellian(セン7、英・R.チャールトン厩舎、父Machiavellian)、従兄には01年京都新聞杯(GII)、京阪杯(GIII)を制したテンザンセイザ(父トニービン)がいる。デビュー2戦目から3連勝し、G1初挑戦の03年モーリスドギース賞(仏G1)では3着に好走。その後もコンスタントに重賞戦線で好走を続け、04年2戦目のグロシェーヌ賞(仏G2)で初重賞制覇。05年初戦にはパレスハウスS(英G3)で重賞2勝目を挙げている。前走のダイアデムS(英G2)2着から臨戦し、兄と同様、このレースでG1初制覇を決めた。通算成績22戦7勝(重賞3勝)。

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