9日の京都6R・2歳新馬(芝1800m)で、93年の2冠牝馬ベガ(桜花賞、オークス-GI、その父トニービン)の仔で、アドマイヤベガ(99年日本ダービー-GI、父サンデーサイレンス)、アドマイヤドン(04年フェブラリーS-GIなど、父ティンバーカントリー)らを兄に持つキャプテンベガ(牡2、栗東・松田博資厩舎、父サンデーサイレンス)がデビューする。鞍上は母、全兄アドマイヤベガの主戦を務めた武豊騎手が騎乗する。
同馬の兄弟には、上記のアドマイヤベガ、アドマイヤドンの他にも全兄アドマイヤボス(00年セントライト記念-GII)がおり、母、兄が全て重賞勝ち馬という優秀なファミリー。また現在、サンデーサイレンス産駒はJRA2歳戦で、マルカシェンク(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)、タガノアイガー(牡2、栗東・松田博資厩舎)など6頭が勝ち上がっている。
この京都6R・2歳新馬は8頭立てで行われ、エアジハード(99年マイルCS-GIなど)の甥で、03年セレクトセールで2500万円の値が付いたアペリティフ(牡2、栗東・坪憲章厩舎、父エルコンドルパサー)や、産駒が好調な新種牡馬アグネスタキオンを父に持つオースミタキオン(牡2、栗東・南井克巳厩舎)などが出走する。