9日、京都競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1800m)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気オースミタキオン(牡2、栗東・南井克巳厩舎)が、中団追走から直線で先に抜け出すと後方から迫った2番人気テンシノゴールドの追撃をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分53秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着には6番人気アペリティフが入り、93年の2冠牝馬ベガ(桜花賞、オークス-GI)の仔で、1番人気に推されたキャプテンベガは4着に敗れた。
勝ったオースミタキオンは、父アグネスタキオン、母サムソンレッド(その父Caerleon)という血統。アグネスタキオン産駒は、8日(土)にマイネルメロス(牡2、美浦・堀井雅広厩舎)、ロジック(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が勝ち上がっており、土日を通して3勝目。JRA現2歳世代では16頭目の勝ち上がりとなった。