9日、京都競馬場で行われたりんどう賞(2歳牝、500万下・芝1400m)は、上村洋行騎手騎乗の3番人気クリノスペシャル(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、中団追走から直線で5番人気マルカアイチャンとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分22秒3(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には8番人気ユキノチャンプが入り、1番人気に推されたコスモルビーは4着に敗れた。
勝ったクリノスペシャルは、父スペシャルウィーク、母ペパーミントグラス(その父ヘクタープロテクター)という血統。伯母に89年阪神牝馬特別(GIII)などJRA・6勝を挙げたルイジアナピット、伯父には89年新潟3歳S(GIII)を制したダイカツリュウセイがいる。7月に小倉競馬場で迎えたデビュー戦(芝1200m)、2戦目(小倉・芝1200m)は2、4着に敗れており、3戦目となった前走(阪神・芝1600m)で初勝利を挙げていた。通算成績4戦2勝。