16日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気イースター(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が道中は馬群の外を追走し、直線半ばで先に抜け出した3番人気ドリブンを一気に捕らえ、2.1/2馬身の差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分37秒4(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着には、直線脚を伸ばした1番人気タガノバスティーユが入った。
勝ったイースターは、父エルコンドルパサー、母は98年4歳牝馬特別・西(GII)3着などの実績があるバプティスタ(その父サンデーサイレンス)という血統。叔父に03年兵庫チャンピオンシップ(交流GIII)で2着に入ったJRA現3勝のジャズアップ(牡5、美浦・前田禎厩舎)がいる。現2歳世代がラストクロップとなるエルコンドルパサー産駒は、4頭目の勝ち上がりとなった。
鞍上の福永騎手、管理する瀬戸口調教師のコンビは、昨日の京都5R・2歳新馬(芝1200m)をマルカシリウス(牡2)で勝利。さらに京都11R・デイリー杯2歳S(GII、芝1600m)をマルカシェンク(牡2)で制し、連日の2歳戦で3連勝を飾った。