2番手でレースを進めたキタサンブラックがミュゼエイリアンとの競り合いを制し、重賞2勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
21日、中山競馬場でセントライト記念(3歳・GII・芝2200m)が行われ、2番手でレースを進めた北村宏司騎手騎乗の6番人気
キタサンブラック(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、直線で逃げた9番人気
ミュゼエイリアン(牡3、美浦・黒岩陽一厩舎)との競り合いを制し、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒8(良)。
さらにアタマ差の3着に10番人気
ジュンツバサ(牡3、美浦・勢司和浩厩舎)が入った。なお、3番人気
ベルーフ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は5着、1番人気
サトノラーゼン(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は7着、2番人気
ブライトエンブレム(牡3、美浦・小島茂之厩舎)は10着に終わった。
勝った
キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、その父サクラバクシンオーという血統。日本ダービーでは14着と惨敗を喫したが、ス
プリングS勝ち・皐月賞3着の実績がある得意の中山で改めてその実力を見せつけた。なお、本馬及び2着の
ミュゼエイリアン、3着の
ジュンツバサは10月25日に京都競馬場で行われる菊花賞の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
キタサンブラック(牡3)
騎手:北村宏司
厩舎:栗東・清水久詞
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
馬主:大野商事
生産者:
ヤナガワ牧場
通算成績:6戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年ス
プリングS(GII)