16日、盛岡競馬場で行われた若駒賞(2歳、ダート1600m、1着賞金300万円)は、小林俊彦騎手騎乗の2番人気アテスト(牡2、岩手・櫻田浩三厩舎)が、1番人気ダンディキングに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良)。さらに大差の3着には3番人気ミヤノスカイハイが入った。
勝ったアテストは父フォーティナイナー、母は南部駒賞(盛岡)、東北サラブレッドチャンピオン(水沢)など重賞2勝、当時、非重賞のこのレースを制しているアプローズフラワー(その父ロイヤルスキー)という血統。05年8月14日のフューチャー2歳(盛岡・芝1000m)でデビューするも5着。2戦目の(水沢・ダート1300m)を7馬身差の圧勝で初勝利を挙げると、続くホープフル2歳(盛岡・ダート1200m)、前走の若松賞(盛岡・ダート1400m)と3連勝を達成。ダート無敗の4連勝で重賞初制覇を飾った。