パワーズコートが現役引退

2005年10月20日 12:17

 今年8月に行われたアーリントンミリオン(米G1・芝10f)を制し、現地時間29日に米・ベルモント競馬場で行われるブリーダーズCターフ(米G1・芝12f)に出走を予定していたパワーズコート Powerscourt(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)が、体調不良のため同レースを回避。予備登録を行っていた11月27日に行われるジャパンC(GI)にも出走せず、そのまま引退することになった。今後は米・ケンタッキー州のアシュフォードスタッドで種牡馬入りする予定。

 同馬は父Sadler's Wells、母Rainbow Lake(その父Rainbow Quest)という血統の英国産馬。3歳時にグレイトヴォルティジュールS(英G2)で重賞初制覇し、04年5月のタタソールズゴールドC(愛G1)では6馬身差の圧勝劇を演じG1初制覇を達成した。同年8月に行われたアーリントンミリオンで1位入線を果たすも走行妨害のため4着に降着、その後ブリーダーズCターフ(米G1)3着、ジャパンC(GI)10着に敗れるなど敗戦が続いていたが、今年8月のアーリントンミリオンを勝利し、昨年の雪辱を果たすと共に、1年3ヶ月ぶりの勝利を飾っていた。通算成績21戦5勝(G1・2勝、重賞3勝)。

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