2011年から日本で種牡馬生活を送っているエンパイアメーカー(牡15)が、米国に戻ることがわかった。米ブラッドホースなど複数の海外
メディアが報じている。
同馬は2003年のベルモントSなどを制し、2004年から米国で種牡馬入り。初年度産駒からGI馬を輩出するなど活躍した後、2010年11月に日本軽種馬協会に売却された。日本での初年度(11年)は204頭に種付けを行い、その中から
ワンダーアツレッタが今年の皐月賞出走を果たしているが、米国では孫にあたる
アメリカンファラオ(父パイオニアオブザ
ナイル)が37年ぶりに米3冠を達成しており、米生産界から帰国を希望する声が上がっていた。
米国での繋養先はケンタッキー州のゲインズウェイ
ファームとなる予定。