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アスカビレン=角馬場から栗東坂路へ。4F66秒7-15秒9をマークして最終調整を終えた。「落ち着いていますし、輸送時間が短いのはこの馬にとってプラスでしょう。この距離で期待したいですね」と中尾師。2連勝で戴冠を狙う。
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キャットコイン=午後に到着。「輸送は問題ありません。あとは環境に慣れてくれるかどうかですが、いまのところ心配はなさそうですね」と佐竹調教厩務員。「最後の1冠ぐらいはこの馬の競馬をさせたいですね」と気合が入っていた。
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テンダリーヴォイス=栗東Eを1周。「直線の距離が長いコースで、向正面は右手前、直線は左手前と、きっちり走らせたかった。きのうより落ち着いていた」と金子助手は納得の表情。ここ2走は2桁着順だが「力を出していない。今度はいいところを見せたい」と反撃を期待した。
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ノットフォーマル=土曜昼過ぎに京都入りし、黛助手は「輸送はうまくいった。落ち着いている」と笑顔を見せる。前走は15着と崩れたが「状態がひと息で覇気がなかったからね。今回は違うよ」と巻き返しを狙っていた。
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アースライズ=土曜朝は栗東角馬場で体をほぐした。渋田助手は「いつも通りですね。追い切りでの反応も良かったし、この馬なりに成長しています。オークス(4着)のようなレースをしてくれれば」と、末脚を生かす競馬を描いていた。紫苑S7着からの巻き返しを狙う。
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ミッキークイーン=いつもはレース前日に栗東坂路入りするが、あえて角馬場での運動だけにとどめた。「ピリッとして、だいぶ高ぶってきた。雰囲気を見て、体をほぐす程度にしました」と兼武助手。秋華賞で過去に勝ち馬がいない大外枠となったが、「最後入れはいい。道中も内でゴチャつくことがない」とプラスに捉えている。