29日、東京競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1400m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)フォルタレーザ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が道中は好位を追走し、直線では外にモタれながらも差を詰め、先に抜け出した4番人気ダンスフォーウィンをゴール寸前ハナ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分24秒1(良)。さらに2馬身差の3着には好位から脚を伸ばした3番人気ダノンウイングスが入った。
勝ったフォルタレーザは、父がブラジル、米でG1・3勝を挙げ、97年ドバイワールドC(首G1)でもシングスピール Singspielの2着に入ったSiphon、母Miss Demure(その父Shy Groom)という血統の愛国産馬。馬名「フォルタレーザ」はブラジルの都市名で、ポルトガル語で「強さ、要塞、砦」を意味している。