【菊花賞】セントライト記念は皐月賞馬の内から伸びたヤマニンブークリエ 松永幹調教師「前走より全然いいですよ」

2025年10月20日 17:48

ヤマニンブークリエ

◆第86回菊花賞・G1(10月26日、京都・芝3000メートル)=20日、栗東トレセン

 ヤマニンブークリエ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)が本格化してきている。1週前は栗東・CWコースで6ハロン78秒9の好時計をマークした。ラスト2ハロンも11秒5―11秒8と勢いは衰えなかった。

 前走のセントライト記念は皐月賞馬ミュージアムマイルの2着だった。最後は勝ち馬に差されたが、上がり3ハロンの脚はともに34秒4と決め手勝負では負けてはいなかった。ともに4コーナーを6番手で通過し直線へ。ヤマニンブークリエは内から馬群をさばき、ミュージアムマイルは進路を外に取った。勝ち馬はスムーズだったが、ヤマニンブークリエは前の2頭の間が開かなかった。ようやく加速したのは残り150メートルあたりからだっただけに、内容のあるレースぶりだった。

 過去を見ればヤマニンブークリエの成長具合がわかる。2歳時の黄菊賞ではのちの皐月賞馬に3馬身離されたが、前走では3分の4馬身差と着実に力を付けている。松永幹調教師は「競馬の内容がいいですね。状態は前走より全然いいですよ。最近は上手に走っているし、馬込みで脚をためられれば」と期待感を示した。

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