武蔵野S、サンライズバッカスがカネヒキリ破る

2005年10月29日 15:44

 29日、東京競馬場で行われた11R・武蔵野S(3歳上、GIII・ダート1600m)は、佐藤哲三騎手騎乗の2番人気サンライズバッカス(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、道中後方待機から直線中ほどで抜け出し、スタートで出遅れも、猛然と迫る圧倒的1番人気(単勝130円)カネヒキリの追撃を1.3/4馬身差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。さらに3/4馬身差の3着には7番人気のヒシアトラスが入った。

 勝ったサイライズバッカスは、父ヘネシー、母は89年のフラワーC(GIII)など3勝を挙げたリアルサファイヤ(その父リアルシャダイ)という血統。半兄にはJRA・6勝を挙げる活躍をしたホーセンホーライ(父リヴリア)がいる。04年10月にデビュー(京都・芝1400m)後、芝のレースで結果が出なかったが、ダート戦に戦場を移した5戦目の未勝利戦(福島・ダート1700m)を6馬身差で圧勝すると、阿蘇S(OP)まで4連勝を果たし、前走のダービーGP(交流GI)でカネヒキリの2着となっていた。今回のレースで重賞初勝利。通算成績は10戦5勝となった。

 鞍上の佐藤哲三騎手、管理する音無秀孝調教師共に同レース初制覇。JRA重賞は、佐藤哲三騎手はタップダンスシチーで制した5月の金鯱賞(GII)に続き、今年5勝目で通算28勝目。音無秀孝調教師は、今月リンカーンで制した京都大賞典(GII)に続き、今年2勝目で通算15勝目。

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