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急死のタガノジンガロを偲び、献花台に多くのファンが

2015年11月05日 17:00

急死したタガノジンガロの献花台、5日(木)から13日(金)まで園田競馬場内に設置(撮影:大恵陽子)

 11月3日、第15回JBCスプリント(JpnI、大井ダ1200m)で14着に入線したタガノジンガロ(牡8、兵庫・新子雅司厩舎)が、レース後に急性心不全で死亡した。

 万全の仕上げで挑んだ大一番。陣営が望んでいた1枠1番からスタートを決めると3〜4番手でレースを進めた。

「3コーナーで手応えが良くて『よっしゃぁ!』と思いました」と鞍上・木村健騎手。しかし直線に入ると思うように伸びず、後続に飲み込まれてゴールした。

 検量室前へと帰ってくると、新子師と担当の小田厩務員は懸命の走りを労い、木村騎手は鞍を外した。そして、地元兵庫へ帰る支度をするため洗い場に向かおうとした道中で倒れた。関係者の必死の処置の甲斐なく、華やかなダート競馬の祭典の影でひっそりと息を引き取った。

 通算成績40戦12勝(JRAを含む。うち重賞4勝)。2014年かきつばた記念(JpnIII、名古屋ダ1400m)で兵庫に6年ぶりのダートグレード競走の栄冠を持ち帰った。

 兵庫の看板を背負って全国で戦ったタガノジンガロを偲び、11月5日(木)から園田競馬場内には献花台が設置された。初日から多くのファンが好物の人参などを手に追悼に訪れた。

 地元のファンは「聞いたときはビックリしました。ダートグレード競走をまた勝てるかも、と応援に行った遠征先で夢を見させてもらいました」と、手を合わせた。

「JBCで使用していた頭絡や手綱などを飾っています。あの3コーナーのいい手応えのまま勝負できていたら、どこまでやれていただろう、と悔いは残ります。心不全は防ぎようがないとはいえ、応援してくださったファンの皆さんには申し訳ないです」と、新子師。

 献花台は13日(金)まで園田競馬開催日及び場外発売日に設置される。※最終日13日は場外発売日

(取材・写真:大恵陽子)

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