輝きは戻りつつある。
ルージュバックは美浦Wで併走追い。
ヒラボクカイザー(3歳500万下)を追走し、道中はリズム重視で進む。ラスト1Fで一気に突き放し5馬身先着。4F52秒7-37秒2-12秒0を計時した。
大竹師は「きょうは短い距離の反応を確認。2歳のデビュー戦、百日草特別の時に近い印象」と衝撃の2連勝時の雰囲気を感じている。活気のバロメータという「尻っぱね」が最近は増えてきたそうだ。
熱発で札幌記念を回避。秋華賞もパスし、ここ一本に備えた。指揮官は「やれることはやった。休み明けで初の古馬相手。条件は厳しいが、本来の能力を出せば変な競馬にはならないと思う。京都も、きさらぎ賞を勝ったので」と秘めたる自信をのぞかせる。
戸崎圭はオークス以来またがっていないが、先週は大竹師と一緒に動きを見て、いい印象を持った。「これだけの馬がGIを勝てず、申し訳ない気持ちでいっぱい。どんな競馬にも対応できる強みがある。春の悔しさを晴らしたい」と大一番へ向けて意気込みを示した。