京王杯2歳S、デンシャミチが寄り切って重賞制覇

2005年11月12日 15:33

 12日、東京競馬場で行われた京王杯2歳S(2歳、GII・芝1400m)は、柴田善臣騎手騎乗の4番人気デンシャミチ(牡2、栗東・田中章博厩舎)が道中は中団を追走し、直線で直後から脚を伸ばした福永祐一騎手騎乗の1番人気イースターとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分23秒3(良)。さらにハナ差の3着には5番人気コイウタが入った。

 勝ったデンシャミチは、父サクラバクシンオー、母バーンダンス(その父マルゼンスキー)という血統。7月に小倉競馬場で迎えたデビュー戦(芝1200m)は0.2秒差2着に惜敗するも、続く2戦目(小倉・芝1200m)で初勝利。野路菊S(阪神・芝1600m)を3着、前走・芙蓉S(中山・芝1600m)を2着とOPでも堅実な走りを見せていた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を5戦2勝とした。

 鞍上の柴田善臣騎手は、マイネルキャッスルで制した92年以来、同レース2勝目。管理する田中章博調教師は初制覇となった。JRA重賞は、柴田善臣騎手が、マイネルモルゲンで制した9月の京成杯AH(GIII)に続く通算67勝目。田中章博調教師は、ファンドリショウリで制した97年中日新聞杯(GIII)以来、通算3勝目。

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