13日、東京競馬場で行われた赤松賞(2歳牝500万下、芝1600m)は、藤岡佑介騎手騎乗の7番人気アイスドール(牝2、栗東・池江泰寿厩舎)が、中団追走から直線で外から脚を伸ばすと逃げた2番人気キャンディーストアを1馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分35秒3(良)。さらに1.1/2馬身離れた3着には1番人気ハネダテンシが入った。
勝ったアイスドールは父が新種牡馬キャプテンスティーヴ、母ビスクドール(その父サンデーサイレンス)という血統。伯母に01年のドバイワールドC(首G1)でキャプテンスティーヴの2着に入り、同年のエリザベス女王杯(GI)を制したトゥザヴィクトリー、叔母に02年クイーン賞(交流GIII)を制したビーポジティブ、叔父にJRA重賞2勝を挙げているサイレントディール(牡5、栗東・池江泰郎厩舎)などがいる。8月に迎えたデビュー戦(新潟・芝1400m)はハナ差2着に惜敗。ひと息入れて臨んだ前走(阪神・芝1400m)で初勝利を挙げていた。通算成績3戦2勝。