「2歳新馬」(阪神5R・芝1400m)
ゴール前の伸びが光った。中団を追走した
エターナルユース(牝、父クロフネ、栗東・宮)が、馬群の真ん中を切り裂くように伸びて目の覚めるような差し切り勝ち。10番人気の低評価に反発して、初陣を勝利で飾った。勝ちタイムは1分23秒9。3/4馬身差の2着は勝ち馬に連れて伸びた1番人気の
ミュゲプリンセス、さらに頭差の3着には2番手から抜け出しを図った3番人気の
フジクイーンが続いた。
藤岡康は「切れましたね。外枠だったけど、うまく内に潜り込めました。直線は前があかずに待たされたけど、あいてからはいい脚を使ってくれました」と笑顔。「調教より芝で良さが出ると思っていたけど、その通りでした。距離が延びてもいいでしょう」と期待した。