巡ってきたチャンスをものにする。サウジアラビアRC2着の
イモータルは栗東芝で3頭併せ。一杯に追われて半馬身遅れでのフィニッシュながら、6F75秒8-36秒8-12秒6の好時計をマークし最終リハを終えた。ムーアが香港で騎乗停止処分を受けたことで、急きょコンビを組むことになった武幸は「乗りやすくてスタミナがある馬です。頑張ります」と気合を込めていた。
2週連続のGI制覇も夢物語ではない。美浦Wの併せ馬で
デナリ(2歳新馬)と併入を果たした
ハレルヤボーイ。5F68秒7-39秒7-12秒8を計時し「動きはいいね」と田村師は気配の良さに目を細める。先週の阪神JFでは
メジャーエンブレムがVを決め、厩舎に初の
ビッグタイトルをもたらした。「型にはまれば強い。爆発力はある。今回は気楽な立場で一発を狙うよ」と不敵な笑みを浮かべた。