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イモータル=レース前日は栗東の角馬場で調整を行った。「馬体重は増えているけど成長分」と榎本助手は
パワーアップした姿に目を細める。「前回使う前はうるさくて手を焼くところがあったが、今回は落ち着いていて調整がしやすい」と順調さをアピールした。
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ツーエムレジェンド=栗東坂路で4F68秒4。「追い切り後も変わりなく、元気いっぱい」と茶木助手。前走は快勝も2戦ともに外へ振られる場面があった。「気性がきついから、他の馬に対しても闘争心があるみたい。直線の急坂で前の馬が止まれば」と差し切りに期待していた。
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ボールライトニング=重賞Vの勢いそのままに2歳王者の座を狙う。栗東坂路を軽やかに駆け上がり、宮本師は「出来は申し分ないので」と笑顔。「ジョッキーは“2000mぐらいでも”って言ってくれているから、マイルでも心配していない」と距離克服に自信の表情をのぞかせた。
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タイセイサミット=栗東坂路で4F68秒0と軽めの調整。「抑え気味でしたが、いつものはじけそうな感じ。いい意味でピリピリ感が出てきたし、いいですね」と玉井助手はうなずく。不利を受けた前走は不完全燃焼。「スムーズな走りを見てみたい。期待しています」と力を込めた。
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エアスピネル=栗東CWで前日調整。キャンターで16〜17秒のラップを平均して刻んだ。精神面が制御されている証拠だ。「元気ですね。でも、がむしゃらというわけではなく、コントロールは利いている。直前の気配としては悪くないと思います」と笹田師は満足げにうなずいた。